赤ちゃんにとって安心な水ってどんな水?

日本の水は世界的に見ても安全に飲むことができます。実際に、水道水をそのまま飲むことができる国というのは本当に少ないのが現状です。日本はとても水に恵まれている国だと思います。

しかし、赤ちゃんにとって安心な水となると少し話は変わってきます。生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫力や菌に対する抵抗力がとても低いのです。水に関しても、大人が安心して飲めるからといって、赤ちゃんにとっても安心だとは限りません。それに加えて原発事故以降、水の放射能汚染による影響も心配されています。

私も昔は何も気にせずに家のお水を飲んでいました。でも妊娠して新しい命を授かったことで、水に対する考え方がガラリと変わりました。「赤ちゃんが口にするお水は、絶対に安全なものがいい!」ということで、赤ちゃんにとって安心できる水を選ぶようになりました。

ここからは、実際に赤ちゃんにはどのような水が安心なのかを紹介していきます。もし今飲んでいる水に不安のある方はよろしければ参考にされてみてください。

赤ちゃんにとって安心な水のチェックリスト

硬水なのか軟水なのかをチェックする

私たちが飲んでいるお水には、「硬水(こうすい)」「軟水(なんすい)」の2種類があります。この基準は水1000ml中にあるミネラル成分の量(硬度)で決まるのですが、一般的には以下のように分けられています。

  • 硬度:0~100mg/l = 軟水
  • 硬度:101~300mg/l = 中硬水
  • 硬度:301mg/l以上 = 硬水

硬水(硬度の高い水)は、ミネラルの主成分であるマグネシウムとカルシウムが多いので、新陳代謝を高めてくれる働きがあります。ダイエット時や運動後に飲む水として適していると言われています。

一見ミネラルが多く摂取できる硬水を選んだほうが体に良さそうと思うかもしれませんが、妊婦さんや赤ちゃんにはできるだけ硬度が低い「軟水」を選んだほうが安心です。

硬度が高いお水はミネラルが多く含まれていますが、その分お腹をこわしやすくなります。体調に細心の注意を払わなければいけない妊婦さんにとっては、軟水のほうが体への負担が少くなります。

赤ちゃんにとっても同じです。内蔵の機能もまだまだ未熟なので体に負担をかけてはいけません。硬水でミルクなどを作ってしまうと、ミネラルの過剰摂取で体調を壊してしまいます。赤ちゃんが口にするお水は軟水を使用するようにしてください。

硬度が0に近いほうが良いというわけではありませんが、赤ちゃんが口にするお水は硬度60mg/l以下の軟水が理想です。ちなみに国内で飲めるお水については以下のような感じです。

  • 水道水:軟水
  • 国内のミネラルウォーター(ペットボトル):ほぼ軟水
  • 海外のミネラルウォーター(ペットボトル):硬水
  • ピュアウォーター(ペットボトル):軟水
  • ウォーターサーバー(当サイトで紹介しているメーカー):軟水

※水道局は各地域のによって硬度が異なります。気になる方はご家庭のある地域の水道局ホームページで確認してみてください。ペットボトルの水もメーカー・種類によって硬度が異なります。

硬度(硬水or軟水)に関しては、海外のミネラルウォーターでなければほぼ大丈夫という感じです。それぞれの水の種類については、以下の記事にて紹介しています。

水のpH(ペーハー)値がどれくらいか確認する

水には硬度とは別に、水素イオン濃度を示す値である「pH(ペーハー)値」があります。このpH値は一般的に以下のように分けられます。

  • pH値0~7 = 酸性
  • pH値7付近 = 中性
  • pH値7~14 = アルカリ性

人間が口にするお水(水道水やミネラルウォーターなど)は、ほとんどがpH値5.5~8.5の範囲で中性に近いものとなっています。さらに細かく分けるとpH値5.5~6.9の範囲を弱酸性、pH値7.1~8.5の範囲を弱アルカリ性と呼ぶようです。

弱酸性の水は殺菌効果があるので洗顔や手洗いなどには効果的ですが、赤ちゃんが口にするお水としてはあまりオススメしません。

一方で弱アルカリ性の水は人間の血液に近い水(人間の血液のpH値は7.3~7.4)なので、体に無理なく吸収することができて、新陳代謝にも効果的です。

赤ちゃんのために選ぶお水は、できるだけpH値7.1~8.5の弱アルカリ性の水を選ぶようにしましょう。

一般家庭の水道水に関しては基準が定められていて、pH値5.8~8.6の範囲内となっています。これも硬度と同じで、各地域の水道局によって値は異なります。ペットボトルの水に関してはメーカーによって値は異なりますが、ラベルにpH値が記載されている商品も多いので確認してみてください。

ウォーターサーバーを利用する場合でも、メーカーや使用する水の種類によってpH値は異なります。赤ちゃんのためにウォーターサーバーを検討されている方は、弱アルカリ性のサーバーなのかチェックするようにしてみてください。

(※当サイトで紹介しているウォーターサーバーは、赤ちゃんの水として適している中性~弱アルカリ性に近いもの厳選して紹介しています。)

水質検査がきちんと行われている水なのか

私たちが口にしているお水は、水道水であれペットボトルのお水(ミネラルウォーター)であれ、きちんと水質検査が行われています。双方で違いがあるのは水質を審査する基準です。

日本の水道水は世界的に見てもトップクラスの安全性があると言われています。実際にかなり厳しい水質検査が行われていて、平成26年時点で51項目の基準値が設けられています。心配される放射性物質に関しても、各水道局が定期的に検査をして結果を公表しています。

ペットボトルのお水(ミネラルウォーター)に関しては、食品衛生法に基づき18項目の基準値が設けられています。基準値についてはペットボトルの水のほうが項目が少ないので心配されるかもしれません。しかしペットボトルのミネラルウォーターには、そもそも安全性の高い天然水が使われていることがほとんどなので、水質検査に関しては気にするほどではないと思います。

正直に言うと水質検査に関しては、水道水とペットボトルのミネラルウォーターのどちらのほうが良いとはいえません。どちらも安全に飲めるお水だと思います。

それは赤ちゃんのミルクを作るための水としても同じなのですが、より利便性を求めるのであればウォーターサーバーを利用するという選択肢も検討してみてください。

ウォーターサーバーに使用される水って安心なの?

多くのウォーターサーバーで使用されるお水は、「水道水」か「天然水」の2種類です。

水道水を使用するサーバーでは、逆浸透膜(RO)の技術を使って水道水から不純物、バクテリア、雑菌を取り除きます。そうして出来上がった水をピュアウォーター(RO水)と呼びます。厳しい検査を通過した水道水から、さらに不純物を取り除いた綺麗なお水なので、超軟水で安全性の高いお水です。

天然水を使用するタイプのサーバーでも、赤ちゃんが口にすることを考えて、硬度(ミネラル成分)が高くならないように調節されています。ペットボトルのミネラルウォーターは硬度が高かったり、よくわからないものもありますが、ウォーターサーバーの天然水であれば、赤ちゃんのミルク作りにも安心です。

(※天然水タイプのウォーターサーバーには硬度が高いメーカーもありますが、当サイトで紹介しているウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使用できる硬度のものを厳選して紹介しています)

どちらのほうが赤ちゃんのミルク作りにより適しているかといえば、超軟水のピュアウォーターかもしれません。一方で、美味しいお水を求めるのであれば天然水タイプのウォーターサーバーをオススメします。我が家では天然水のサーバーを導入しましたが、赤ちゃんのミルク作りがとても楽になりました。赤ちゃんも美味しそうに飲んでくれています。

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